友達は……

 私は、一兵士である。

 正直、この「時代」は長くは続かないであろう。

 だから記そうと思う。

 この時代の変化を。

「モンテが攻めてきた。先日友好の条約を結んだばかりだってんのにな」
「何。どうなるかわからないのがこの世界。だろ?」
「そうだな。我々は我々のやるべきことをする。それだけ、だな」
「そうさ。先日開発されたライフリングの技術がほしいみたいだからな。鉛球、くれてやるさ」

 そして一つの時代が過ぎ、日々科学が進歩していく。

 あるものは時代遅れとなり、またあるものは先に見つけたる技術として残っていく。

 人はどこからきてどこへ向かうのか。

 一方向しか向かわない時の中で、変わらないものがあるとするならば、人の意思、であろうか。

 人が生まれ、生き、やがて死ぬ。

 その間に何をなすべきか、何ができるのか。

 誰にもわからない。



『友は大事にしよう。そして後に裏切ろう』



 誰が言った言葉なのか。

 言葉を記すこと、思いを残すこと、できることを「最初から」行うことに意味がある。


 だから、記そう。




 Let's play Civilization.
アトガキ
Civilization

以下、言い訳。




あとがき。@紙片ブログ
2013/08/19
管理人 芥屋 芥