ガサゴソガサゴソ
 久しぶりの休日だからと、一発奮起して朝から部屋の整理をしていると急に玄関のチャイムがなりドアを開けるとそこに立っていたのはこの国ではあまり見かけない金髪碧眼で軍服を着ているアングロサクソン系としては少し背が低いだろうか、よく知るというには、どちらかというと初対面での出来事が印象として強く残っている男だった。
「イギリスさん?」
 名前は知っている。彼の名前はイギリス。あの、グレートブリテンと同じ名前を持つ男だが、普段は本土に居る彼がどうしてここ(日本)に居る?
 そこまで考えて、は頭が痛くなるような気がした。何故なら彼と関わって色々メイワクを被りこそすれ(部屋でフランスさんと些細なことで暴れるわ、アメリカさんと一触即発になりかけるわ……その他ect...)良い印象は少ないのだから。
 ロクなことにならなきゃいいけど。
 そんな思いが顔に出ていたのだろうか、目の前に立つイギリスさんが
「なんだよお前、その顔は」
 と、疑いの目で見て言ってくるから
「いえ、別に」
 と答えて、居間に通した。


 コトという音を僅かに立てて、がテーブルに作りたての紅茶を一人掛けソファに座っているイギリスの前に置く。
 一応来客だからな。と、珈琲を入れた自分のカップを持ちつつは彼の前にある三人掛けのソファに座って話を聞く体制をとった。
「それで、急にどうしたんですか。こんなところまで」
 すると
「今日一日これから俺に付き合ってもらいたい」
 ズバリ言ってきた。
 その答えにの顔が思いっきり引きつりしかもそれを隠そうとはしない。何故なら今日は本当に丸一日空いた、久しぶりの休日だったからだ。
「つまり、一日あなたのために身体を空けろと?」
 久しぶりの休日がこれで無くなったと思うとは落胆の色を隠せない。しかもイギリスにこれからどこに行くかを問うと、彼の濁した答え方にこれは何かあると思っていたのだが
「仕方が無いだろう。変な記憶が急に割り込んできて、それを回収したいんだ。いや、回収しなければ大変なことになりそうなんだ。そしてそれには軍属では怪しまれる、かと言って乗れない人間では話にならん事態だからな」
 と、恐らく話の核心近くのことをやはりぼかして言うイギリスの言葉にが少し突っ込んだ質問、とはいえ確認するには基本的な事柄を聞いた。
「回収ねぇ。で、一体何をどこで回収するんですか」
 それにしても、回収しなければ大変なことになるって一体それは何が大変なことになるのだろうと思ったが、あえてそこに突っ込むことはしない。聞いたところでどうせロクなことにならないのは目に見えているからだ。
 大体彼らが(スーさん含めて)国自体だということすらある意味オカシナ事態だから、これ以上の不可思議現象はあっても不思議ではないというのが結論だったからだが、そんなことを言うでもなかった。
「どこ問われると、場所は英本土からということになる。ちなみに回収するのは攻撃機ハリアーだ。これについてはお前の方が詳しいだろうから俺からは何も言う事はないだろう。それに、そこにどやって行くかについても解決はしている」
 と、出された紅茶のカップに手を伸ばしながらイギリスが答えるが、聞いているはさっきから疑問が湧いて仕方が無い。何故なら
「英国本土からのハリアーの回収って、何か変じゃありませんか。だって、開発した会社もイギリスの会社でかつ英海軍で主に配備し実践でも使っている、言わばお膝元でしょう。なのにそこからの回収ってなんか違和感有りまくりなんですけど」
 英本土からのハリアーの回収というのは、それは有り得ない話だ。
 何故なら、開発・試作・運用・販売をほぼ英国が主導で行っているはずだから……って、さっきイギリスさんはなんて言っただろう。英本土に、どうやって行くかとか言わなかったか。
「そうだ。違和感があって当然だ。何せどっかの馬鹿がアレを1940年に飛ばしやがったんだからな」
 元海賊としての地をその言葉の端々に出して、更にその内容で周囲の空気を凍りつかせると同時に、自分の顔も凍りついてるだろうことをは自覚しながらも、驚きは隠せないまま二人がいる居間に沈黙が降りる。やがて、衝撃という名の氷が解けると
「……ハイ?」
 と、はこれまた間抜けな言葉と声でイギリスに問い返していた。
「だから、お前に頼みたいことというのは1940年の九月一日に飛んだハリアーを回収してもらいたいんだ。だけどこんなことイキナリ言っても信じないだろうから順を追って話すしかないと思ったんだが……どうやら出鼻で切り出しても切り出さなくても衝撃は変わらなかったようだな」
 少々論点のずれたことを言い、しかもそれを自分で納得したという表情をちらつかせながらイギリスが言うが、頼まれたの方はまだ納得できなていない表情のままだ。
 それに、その時代に飛んだハリアーを回収するというのならイギリスが一人で行えばいいわけで、何故わざわざ日本に来てまで、そんな摩訶不思議現象に自分をイギリスが巻き込む必要があるんだ?
 という、絶望とも諦めとも怒りとも取れる、それらがない交ぜになった思いが湧きあがる。
「ま、そういうわけだから、早速行くぞ」
 考え込んでいるをよそに、ソファから立ち上がってイギリスが言い、を促そうとするが当のはそこから動かずまだ話があるという風に粘ってみたのだが、そんなの手を掴んで引っ張って立たせ行動した。
「イギリスさん。それについての俺の話はまだ……ッって、あのねぇぇぇ!」
「うだうだ言うな。今はお前の力がいるんだ。魔方陣に関しては既にエレベーターの中に書いてある。後は俺とお前が居ればいい」
 その声に、少し喜色の色があるのはの気のせいだろうか。何せ時間を弄るのだ。まぁ、アメリカに負けず劣らずの、いや元祖不思議国家のイギリスだ。そのくらいはやってのけるだろう。何せ幽霊に住民票を出すくらいだからな。
 だけど死者は神の国に行くと信じてるキリスト教(プロテスタント)の国なのか?
 と少々その辺りを疑いたくなってくるのだが、あまりその辺りは頭がクラクラするから努めて考えないようにする。
「ちょッ、イギリスさん?!」
 言われて驚くの腕をイギリスは有無を言わさず掴むと、彼をソファから立たせ玄関へ引きずって行ってそのまま外に連れ出し、もまた驚いたままの表情でイギリスにされるがままに引っ張られている。
「ちょ……ちょっとあの、あなたね……えぇぇぇぇぇ!!」
 廊下にそんなの混乱した声が響いたかと思うと、エレベーターのドアが開いて閉じると、ソコから一切の彼らの気配が、消えた。


 マンションの玄関を出て、エレベーターのドアが開いてそれに乗ったのまでは覚えてる。それからエレベーターの中が光って……光って、どうなっただろう。
 気がつけば、ここはどこだろうとぼんやり考え、霞みがかかったようにうっすらと膜が掛ったような頭が少しづつ鮮明になっていき、周囲の空気は当然のこと、除々に見えてくる光景が……
 ここはどこだ。今自分がいるところは地面の上なのだが、さっきまでマンションのエレベーターにいたはずじゃないのか?
 というより、何故か身体が異様に重い……って
「あの、イギリスさん。重いです」
 自分の体の上で気を失っている軍服を着た男、そしてこの原因を作った男のことを無碍に押しやって上から身体を退かせると同時にイギリスに意識が戻ってゆっくりと身体を起こした。
「ハハハ。かなり手荒かったか。とは言え、ちゃんと飛んだみたいだな」
 と言いつつ、辺りを確認してここがそうだと見当をつけたようだ。
 それにしても周囲の空気は異様だ。いや、昔に嗅ぎなれた空気の臭いと味とでも言おうか。
 周りに漂うそれは戦場特有の臭いで、そんな臭いに気を引き締めつつ今自分が置かれている状況を理解しようと、目の前に座る男をチラリと見てそのまま空を見上げると、少し薄暗い雲が覆うその遥か頭上から照らす太陽の光はほとんど届いておらず、その代わりに東側だと思われる方向が微かに赤い。
「飛んだかじゃありませんよ。で、問題のこの時代に飛んだハリアーっていうのはどこにあるんですか」
 もうこうなったら覚悟決めてイギリスさんに乗るしかない。もう有無を言わさずやるしかないだろうと、半ば諦め気味に腹を括りながらは聞いた。
「ようやく俺の話に乗ってくれるようになったか。まぁ、物はこの先直ぐ行った基地の格納庫にある。とは言え、いつドイツ軍機が飛んできても可笑しくない状況なんだがな」
 クスリと笑顔すら見せてイギリスが言う。
「イギリスさん、それ笑いながら言う事ですか。それにしてもこの時代ではオーバーテクノロジーたるあの機体をよく解体もせず居るものですね」
 戦時中ならば、いや技術屋ならば解析したいであろう技術が使われているあの機体を無傷なまま置いておくとは、との明らかな苦笑混じりの指摘にイギリスが言葉を返す。
「その点に関しては色々あったらしくてな。結局女王の裁可が下って……な。ま、その何だ。その辺りにはあまり突っ込むな。俺んとこの上司も色々と大変なんだ」
 コホンと、明後日を向いて話すイギリスにはこれ以上の追及を諦めてとりあえず、目下の目的に目標を切り替え何か言おうとしたその時だった。
 街全体に、警報か何かの音が響いたのは。それに驚いて近くの建物に避難をしてしばらくすると、空から少し聞きなれない音が聞こえてきてそちらに目を向けてはその機体の名前を呟いた。
「スピットファイアMK1」
 先の尖がった水冷の独特な流線形の先にある高速で回る三枚のプロペラ。そして何より英国マークが両翼の下にあり、そしてそれは胴体側面にもあるはずだった。
 メインはそれだが、飛んでいる機体はそれだけではない。どれもこれも博物館くらいでしか見たことが無い、あとは英国で行われている二次大戦を記念した式典あたりでしか飛んでいるのを見たことが無い機体ばかりだ。
 だが今ソレら実機は兵器として使われている。これがほんの60年前の真実。それがあの現代では『歴史』になる現実だ。そしてこの状況が、今正にバトル・オブ・ブリテンの真っ最中なのだと教えてくれる。
 だが今は感傷に浸っている事態ではないと自らを正すと、は上空を飛ぶそれらを見送って、同じように空を見上げていたイギリスが顔を戻してに言う。
「ドイツ軍が来たようだな。だが俺たちはやることをやらせてもらう。行くぞ
「愛称で呼ばないでください、イギリスさん」
 最後の言葉を確実に否定するもイギリスはそんなことに今は構っていられないと、当然のことのようにそう言い行動を開始しており、すぐにもその後ろに付く。そして、遠くの空から聞きなれた爆発音がかすかに届く。
 始まったか。
 イギリスとドイツによる、バトル・オブ・ブリテンの真下だった。
 そう、今は戦争の只中にあって、平時ではないのだ。
「とりあえず、この機体をどうしますか」
 滑走路に口を開けている格納庫の奥から響く男の声に、誰かの声が重なって響いてくる。
「これについては触れる事無かれと女王の裁可が下ったばかりだろう。もう少しすればコレを向かえにくる将校とパイロットが現れると。で、俺たちの仕事は彼らにこれを引き渡すことだ」
 少し覗くと、格納庫の奥にそれはあり、前に立つ軍人恐らく整備員が上官に話し掛けていた。
「本当にハリアーだ」
 奥にある灰色のシートカバーの掛けられたそれを一目見てハリアーだと呟いた。何故なら、あんな一本脚と翼端に補助輪を持つ機体は、AV-8Bハリアー以外は知らない。
 そして、操縦席にどう乗ろうかと考えていたの心配は安心に変わる。
 良かった。キャノピーが開いてる。


「その将校とパイロットだが、お前等が引き渡し要員か?」
「誰だ、貴様等」
 突然響いた誰かの声に二人が警戒の色をあらわにするが、一足早く冷静に戻った上官の方が、イギリスに向けて言葉を発した。
「あなた方が、これを迎えにくるとか言う将校とパイロットですか?」
 イギリスだけに向けて声を発したとが感じたのは、いわゆる現代では『無い』とされている差別の意識も関係しているのだろう。
 が、それ以上に日本から無理矢理連れ出されたの髪の色は黒く、目の色も黒のままだ。つまり敵であるドイツの東洋の同盟国である『アジア人』が何故こんなところにいるのかという疑問も相まっているのだろう。
 だから彼らは徹底的にを無視した。この時代では異端な存在である自分と60年後のイギリスだが、それ以上にアジア人に見える自分は今、彼らにとって敵になる。
 まぁ、わざわざ報せる必要も無いからな。とそこに頓着することは止めてやるべきことをしていく。
 シュルシュル……バサッ!
 シートがの手によって引っ張られ、その全容が顕わになって機体が全身を現したその姿を、整備員はやはり驚きの表情で見つめている。
 とりあえず、この機体の状態は良さそうだ。それにしても女王っていうのは何でもお見通しなんだな、とこの国を治めるトップに感心しつつ、チェックをしていくその眼は真剣だ。
 無視された存在とは言え、見られていないということではない。警戒心を顕わにしながら、整備員が機体に触れるの一挙一動をジッと観察している。
 まぁ、大戦末期にタービンエンジンが開発されるとは言え、今はレシプロ全盛期。しかもプロペラ飛行機がジェットエンジンに変わる転換期一歩手前の、そんな時代だ。
「それにしても、よく解体しなかったな」
 自分を先ほどから警戒心を顕わにした表情で見つめている整備員にが聞くとも無しに呟くと、整備員は驚いた表情を隠さなかった。
「お前、英語が話せるのか?」
 まるで意外だとでも言わんばかりのその声音にが苦笑する。
「まぁな。それより誘導はちゃんとしてくれるのかい?」
 整備員の警戒が若干薄らいだことを確信して、は聞いた。
「あぁ。今は人手が足らないからな。誘導は上官がやる。それに、最後までしっかりやれというのがお達しだ」
「なるほどね」
 などと機首に背中を預けて整備員と話していると、責任者と話していたイギリスが姿を現して
「じゃ、行くぞ」
 と行って機体を格納庫から滑走路へ引き出すように行ってきた。
 梯子を上って操縦席に座るとは発進準備に取り掛かった。
 複数のスイッチをオンにし、デジタルの中にあるアナログハンドルを回して計器を確認して電気系統をたたき起こすと、デジタル画面に光が灯った。
 そして表示される緯度と経度からして間違いなくここが英国であることが分かる。
 なんだか妙な感覚だな。とは思い、次に燃料を確認してホッ一息つくほどに安堵した。
 良かった。どうやら燃料は満タンに近いようだと、これならイギリスにどこに飛ばされても近くの基地までなら運べそうだ。と判断する。
 もしこれがフューエルビンゴ(空)に近ければ、エンジン暖機の段階で燃料切れを起こし、もしイギリスがコレを現代に戻したときその場所が空中ならば、後は地面と熱いキスをする他ない。
 『もし』づくしだが、考えられる状況は全て予測できる範囲でし尽くしておいた方が心の準備もつく。
 最後にHUDのふわふわとした表示画面を灯し、後はエンジン暖機が終ると同時に始まるタービンの自走を待つばかりだ。
 それにしてもHUDのふわふわとしたおぼつかない、しかししっかりとした画面表示はの心を不思議と和ませてくれるから彼はこれが案外好きだったりするのだが、そんなことは今は言わない。
 久しぶりに聞くロールスロイス社製のペガサス・エンジンの音が背中から響き、それが滑走路全体に響き渡っているのが分かる。と同時に、恐らくこの時代、初めて轟くであろうターボファンエンジンの轟音に整備員のみならずその上官すら目を丸くしてこちらを見ているのが分かる。
 ジェット機用の誘導ではないから、なるべく一人でする必要があるが実はこの機体。
 誘導が無くてもその場で飛べるのである。
 これがジャギュアやトーネードだったら泣いてたな。
 と、は目の前に広がった滑走路の状態を一目見て心底そう思った。
 管制誘導も通信もない。現代のデジタル機器は一切通じないこの時代にあって、しかも戦火という状況で飛ぶなんて、これは一種のイヤガラセだろうかと正直思うが、本音の部分ではどうもそう思っていないようで。
「いいか。タイミングが大事なんだ。3・2・1で、俺が術を発動させるから、お前は戻ったときの状況判断と……」
 と、イギリスさんが後ろに座って指示を出してくるのを全部頭に入れて、が右手を上げて了解の意を示す。
 と同時に、自立運動をし始めたタービンがさっさと上がれと先ほどから催促しているから、は排気ノズルを地面にゆっくりと向けると、機体をその場で浮遊させた。
 ハリアーはVTOL……つまり、垂直離着陸が可能な機体で、操縦知識には通常のジェット機の運用に加えホバリングの技術も必要なそんな機体だけど、本当、今回この時代に飛ばした奴がこの機体を選んでなければ……と思うと、正直ゾッとする。
 まぁ、原因になったソイツのことはイギリスさんに任せるとして、後は……その時、後ろの席から彼の声が届く。
「いくぞ。3・2・1・ゴー!」
 ここに来た時と同じ、光が目の前に溢れ、そして今度は意識を失わないように何とか保つと、次の瞬間目の前に開けたのは空だった。
「上空か」
 と呟くと機体が落ちる前に、そしてイギリスの魔法がまだ効いてる間に、はさっきまで下を向いていた排気ノズルを機体に平行させる形で、ゆっくりと推力が後ろに流れるように移動させ、機体を前方に動かしていった。


『貴様一体何者だ!』
 案の定というか、なんというか。現代では隠れて機体を運用なんてできるはずもなく、直ぐに無線から突然現れた機体に対しての問いかけが発生する。と同時に、衛星からの追跡が直ぐに開始されたと、別のモニターが表示してきた。
 それらをイギリスが何故か一手に引き受けて対処していたがここでは最初に彼が自分に頼み込んで来た時に言った言葉を何故だか分からないが、思い出した。
『回収には、軍属では怪しまれる』
……妙だ。
 あの時は頭が半分混乱していて、言葉の精査をおろそかにしていたが、今考えるとあの言葉はどうも妙……変だ。
 軍に一人パイロットを貸して自分と全く同じようなことをしても、何ら問題がなかったわけで……
 大体日本に来てまで自分を借り出す必要が一体どこにあるというだろう。ま、そのお陰で貴重な体験をさせてもらったが。などと考えながら、滑走路に着陸しエプロンのところまで誘導されキャノピーを開けると決定的な言葉が、後ろに座る人間……いや、国が、地上に居る軍人達に向けて言った。
「いやぁ、今回はお騒がせして申し訳無い」
「原因はあんたか!」
 その後の記憶がには無い。
 気がつけば自分の部屋のソファに寝そべっており、ただ時間だけが進んだようで、時計は夕方の五時を指していた。
 60年の年月を、一瞬とは言え飛んだこと。
 そして、その原因はもともとイギリス本人だったということ。
 やっぱりロクなことにならなかったじゃないか。と思いつつも、60年前の戦闘機をこの目で直接、しかも実戦仕様で見ることが出来たこと。
 それにしても、イギリスはやぱり元祖不思議お騒がせ国家だと、つくづく懲りたは、もう二度と彼には関わりたくないとだけは、心底思った。
rec -006...
theDisturb Country
アトガキ
書いていてとても楽しかったです。

リクエストくださった方へ。
ありがとうございます。
2012/03/14 書式修正
2008/10/15
管理人 芥屋 芥