例えあなたがワタシを忘れても、アタシはあなたを忘れません。
あなたを忘れない
こんなに近くにいるのに、あなたは全く気付かない。
 
 
それは、あなたが立てた誓いを破りたくないから

 
 
何時だって、触れられるほどに近くにいるのにそれでも、触れたくないと思うのは・・・
 
 
あなたの想いの深さを、分かっているから

 
 
あなたの姿を毎日眺めながら、アタシは過ごす。
 
 
触れたいと、強烈に思うことだって・・・ありますよ
 
 
サン・・・
 
 
気付いてください・・・
 
 
気付かないで・・・ください。
 
 
忘れていることを、うらんだことは?
 
 
それが、彼の誓いデスからね
 
 
・・・アリマスヨ・・・
 
 
店の縁側に座って目を閉じる
 
 
『なんで浦原が追放なんだ総隊長!』
 
 
「店長・・・」





「テッサイさん・・・」
「どうやら、うなされていたようで・・・」
「そうですかね」
「店長、あの人のことは・・・もう・・・」
「希望は、捨てられませんね」
「そうですね」
 
 
 
サン・・・
 
 
 
アタシなどよりも、ずっと強かったアナタ
 
 
 
アタシなどよりも、ずっと・・・
 
 
 
だから、サン・・・

 
 
あなたがアタシを忘れても、アタシはあなたを忘れません。
 
 
 
例え・・・あなたの記憶から全てがなくなったのだと・・・しても・・・
アタシだけは、覚えていられるように・・・
 
 
 
サン・・・」
 
 
 
 
 
アナタを・・・
 
 
 
 
 
 
忘れません・・・永遠に・・・
アトガキ
浦原喜助一人想い」となりました。
なんだか,最近過去の話というか,現在から過去を思う」そんな話が思い浮かんでは消えを繰り返していた中で,一本留まったのでアップしました。
2023/07/21 CSS書式修正
管理人 芥屋 芥